dola963keのメモ帳

組込機器や通信/ネットワークの技術要素、生活に関する話題

BibTeXを使ってみる

レポートや論文に参考文献を載せるとき

体裁を変更したり,同じ文献情報をコピペしたり意外に大変なことが多いです.

しかしBibTeXを使えば

参考文献データベースと文献スタイルを記述することで

簡単にまとめることができるそうです.

今回はそんな便利なBibTeXについてのまとめです.

 

1. 文献データベースを作成する.

文献データベースファイル(bib拡張子)に文献情報を記述します.

文献の種類(書籍, 論文等)によって記述の仕方が異なりますが

詳しい解説が下のサイトに載っているので参考にしてください.

参考:

BiBTeX入門(1) TeXでの参考文献の引用方法

 

2.文献スタイルを定義する.

文献データベースの情報をどのような体裁で記述するかを決めます.

文献スタイルファイルの拡張子はbstです.

これについても下のサイトを参考にしてください.

参考:

文系のマカーにも「使える」LaTeX

 

3.デフォルトの文献スタイルは使いづらい.

日本語の文献をはじめからLaTexに入っている文献スタイル(plain, jplain等)

を利用して表示させると汚いことが多いようです.

(僕の場合は著者を複数にした場合,英語のときのようにandが表示されました...)

学会によって文献スタイルファイルが配布されているようなので,

Google先生に聞いてスタイルファイルを手に入れましょう.

 

4.コンパイルで挫折しない

BibTeXを利用したtexファイルをpdfファイルに変換するときは

$platex hoge.tex

$bibtex hoge.tex

(日本語の場合は $jbibtex hoge.tex)

$platex hoge.tex

$platex hoge.tex

のように複数回コンパイルしないとうまくいかないようです.

(texからpdfを作成するとき,複数回コンパイルするとうまく表示されるようになることはよくあります.)